アワードにはブロンズ、シルバーそしてゴールドの3つのレベルがあります。参加者は各レベルの各セクションで個人的な目標を立てます。これらの目標は達成可能かつ進歩的であり、各セクション修了時に若者が達成感を感じられるようなものである必要があります。アワードリーダーと評価担当者は若者がこれらの目標を特定し、達成しようとする上での支援を行なうことが重要です。

アワードにはバランスのとれた個人の成長プログラムを提供することを目的とした4つのセクションと、ゴールドアワードを修了するために必要なレジデンシャル・プロジェクトがあります。

他者そしてコミュニティに奉仕することの価値を理解することを目的としています。

個人の興味、創造性、実用的スキルの成長を奨励します。

スポーツやその他のフィジカル・レクリエーションに参加して健康とフィットネスの向上を目指すことを奨励します。

グループで旅に出ることで冒険や発見の精神を養います。

ゴールドアワードを修了するために必要な最後のアクティビティです。

アワードは14歳から24歳までの若者に提供されます。参加者が病気、事故もしくはその他の避けられない状況によって25歳の誕生日前にアワードを修了できない場合、参加者のアワード運営事務局から関連する国内事務局もしくは国際アワード財団に延長申請を行なう必要があります。各レベルの最低開始年齢は以下の通りです。

参加者がこれらの最低年齢を上回っている場合、どのレベルでもアワードに参加することができます。ブロンズレベルでは、ある若者が14歳に数ヶ月足りないけれど、このような若者が、大半が14歳以上の同輩グループのメンバーである場合、国内運営事務局はこのような若者が同輩グループのその他の若者と共にブロンズレベルでスタートすることを許可するための裁量を与えられます。アワードセンター及び独立アワードオープンセンターは英国エディンバラ公国際アワード財団から許可を得る必要があります。

裁量と許可はブロンズレベルを修了しているけれど15歳に達していない参加者が遅滞なくシルバーレベルを開始することを許可する場合にもあてはまります。
参加者の16歳の誕生日前に行なったアクティビティはゴールドレベルのカウント対象にはなりません。

アワードの要件と構造は若者が人生にポジティブな影響を与えるアクティビティにコミットし経験するためにシンプルかつ効果的な枠組みを提供できるものであり、長年にわたって変更されていません。長い期間にわたるコミットメントの要件は若者がクルト・ハーンの提唱する経験学習サイクルを実現する上で重要な要素です。