アドベンチャラス・ジャーニーセクション
新しい環境でアドベンチャラス・ジャーニーに参加する機会は参加者に環境について学び、自信、チームワークそして健康を向上するチャンスを提供します。アドベンチャラス・ジャーニーセクションでは若者が快適と感じる環境を飛び出しつつ、適切な研修と監督を通じて実現される安全な環境で活動を行ないます。
グループで旅をしながら冒険と発見の精神を養うこと。
- 全ての旅には明確に定義された目標が必要です。
- 参加者は旅を行なうために必要な適切なスキルを身に付けるために研修を受ける必要があります。
- 参加者は選んだ環境で自立し、安全を確保するために十分な回数の練習の旅を実施する必要があります。
- 本番の旅では若者4人以上7人以内で構成され、他のチームと独立して行動するチームが必要です。
- 全てのチームメンバーが旅の計画と準備に参加する必要があります。
- 旅の全ての参加者がアワードを修了する必要はありませんが、彼らはグループ内で同等の立場であり、共に意思決定を行なう必要があります。
全ての旅は経験豊富な大人の監督及び評価を受ける必要があります。
旅は陸上もしくは水上で行なうことができます。チームは自分の努力(徒歩、自転車、パドル、オールなど)で移動、動物を使って移動(馬、ロバ、ラクダなど)するか、その他のモーターを使用しない補助手段(セール)で移動することができます。住居は持ち運び式テント、ホステル、小屋もしくは類似のシェルターのようなその他のシンプルな自炊式住居である必要があります。
選択した環境は参加者にとって見知らぬ環境である必要があります。
参加者は旅の終了後、評価担当者に報告を行なう必要があります。この報告は文書、写真、口頭、ビデオ日記、もしくはその他の想像力あふれる手段で行なうことができます。
アドベンチャラス・ジャーニーでは、計画した最低作業時間のうち少なくとも3分の1を旅に費やす必要があります。
移動距離はチームの速度によって異なりますので、練習の旅に基づいて計算し、本番の旅の計画において参考としてください。徒歩で旅する身体的に優れた若者のグループの場合、これはブロンズ、シルバー及びゴールドレベルでそれぞれ最低合計距離が24,48及び80キロメートルであることを意味します。もちろん生い茂った植物、非常に急な坂、同じように困難な地形によって上記の最低作業時間で達成できる作業量は減少します。
重要な基準は地形のタイプによって異なる移動距離ではなく日中に旅に費やした時間 (6/7/8 時間)です。目的を持った努力とは旅の目的を達成するために費やした時間を意味します。睡眠、料理及び食事に費やした時間は含まれません。
- ブロンズ 1泊2日、達成のために費やした時間が合計で12時間以上、1日あたり最低6時間以上であること。
- シルバー 2泊3日、達成のために費やした時間が合計で21時間以上、1日あたり最低7時間以上であること。
- ゴールド 3泊4日、達成のために費やした時間が合計で32時間以上、1日あたり最低8時間以上であること。
自然の世界を探検する
氷河、侵食、地質、沿岸域学、河谷、植物の研究、鳥類の研究、動物の研究、昆虫の研究
歴史的な土地利用の探求
先史時代の人間、歴史時代、言語の存続と消滅の調査
人間が与える影響の探求
訪問者が国立公園に与える圧力、汚染監視
その他
遠隔地域における保健調査や保険教育の実施、徒歩、自転車もしくはカヌー/カヤックによる過酷な旅の完了、困難な状況におけるグループ力学の調査、河の航行可能な全部分をカヤックで移動
場合によっては革新、創造性そしてチャレンジを伴う大規模な探検もしくは遠征を行なう場合があります。このような場合、グループもしくはユニットの運営当局の助言と合意を得た上で進める必要があります。唯一の追加規則は全ての参加者が18歳以上である必要があるという規則だけです。ヒマラヤ登頂のような大規模なアドベンチャラス・ジャーニーを行なう場合には信頼できる探検会社のような外部組織から有償で助言と補助を受ける必要があります。
精神が経験によって広がると、決して元の大きさに戻ることはありません。
- クルト・ハーン博士
- ドイツの教育者 1886 - 1974